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権利擁護センター愛媛

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権利擁護センター愛媛

ご挨拶

この度、「権利擁護センター愛媛」の担当理事となりました、村尾智幸(むらお ともゆき)と申します。
 
権利擁護センター愛媛は、令和元年度の組織再編に伴い、「権利擁護センターぱあとなあ愛媛」と「虐待対応委員会」を包括する形で新たに設置されました。その主な活動は、再編前に部会活動として取り組んでいた「成年後見制度」に関する専門職後見活動、行政担当者や福祉専門職を対象とした「虐待対応」に関する研修の企画実施、の大きく2つが挙げられます。
 
私生活や普段の業務で成年後見制度や虐待対応といった、権利擁護分野について、あまり接点がない方もいらっしゃるかもしれません。一方で、最近のメディア報道等で取り上げられるように、いじめや虐待、差別といった権利侵害に関する痛ましいニュースが後を絶ちません。これらの重大な権利侵害を防ぎ、誰もが「その人らしく生きていける社会」を実現していくためにも、私たち一人ひとりが改めて「権利擁護」の視点を意識していかなければならないと思います。
 
難しいテーマではありますが、会員・非会員向けの研修も随時企画してまいりますので、相談援助の専門職として、当センターの活動を通して皆さんと一緒に学びあっていきたいと思います。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
 
ここからは、「権利擁護センターぱあとなあ愛媛」と「虐待対応委員会」の具体的な活動について簡単にご紹介いたします。
 
「権利擁護センターぱあとなあ愛媛」は、所定の研修を修了した本会会員(名簿登録者と呼びます)が所属しており、成年後見制度の支援を必要とする人々のサポートを行っています。具体的には、成年後見人等*として、家庭裁判所や関係機関と連携しながら、利用者の心身の状態に合わせた様々な支援(身上監護・財産管理など)を行います。
その他に、会員・非会員に対して成年後見制度について学習する機会の提供や各種相談会への協力、成年後見人等の養成を行っています。
 

成年後見人等

成年後見制度は利用者の判断能力の状態に応じて、「補助・保佐・後見」の三つの種類(類型)に分かれています。利用者を支援する人を「補助人・保佐人・後見人」と呼びますが、それら三つをまとめて表す言葉として「成年後見人等」と記載しています。
 
(補足:成年後見制度)
疾病や障がい等のため、判断能力に支障がある方に対し、家庭裁判所に選任された成年後見人等(親族、専門職等が担います)が、その生活をサポートする制度です。利用者の状態に応じて、支援する内容や範囲が異なります。
 
「虐待対応委員会」は、虐待対応に従事する本会会員及び行政機関等の虐待対応関係者に対し、各種研修の企画及び運営*を行っています。また、愛媛県・弁護士会と協働して「虐待対応専門職チーム」を設置し、法律・福祉の専門職チームによる関係機関への助言・指導等も行っております。
その他に、虐待対応業務に従事する会員等のバックアップ機能を含めたネットワーク支援、 県内外で発生した虐待対応事例の集積や研究を行い、社会福祉士としての権利擁護実践に取り組んでいます。
 

虐待防止研修

虐待問題の解決のためには、その発生要因を正しく理解し、被害者・加害者の双方へ、迅速かつ丁寧な支援が求められます。虐待防止研修では、虐待問題への正しい理解と、支援に必要な知識や援助技術について学びます。
行政機関等の相談業務担当者向けの研修のほか、専門職による虐待問題を未然に防ぐため、施設従事者向けの研修も企画・運営しています。
 
(補足:虐待対応専門職チーム)
愛媛県と愛媛県弁護士会及び本会会員で組織され、県内自治体の要請に応じて所属メンバーを派遣します(弁護士・社会福祉士各1名が基本)。派遣されたメンバーは、ケース会議等に参加し、法律・福祉の両面から解決に向けた支援方法を行政担当者にアドバイスします。また、メンバーからの報告をもとに事例検討会を開催し、チーム内での情報共有と専門性の向上に努めています。

権利擁護センター愛媛 部会長 村尾 智幸

>> 権利擁護センター愛媛の規定を見る