東洋大学共催研修「生活上の問題を抱える子どもを支援する」のご案内

東洋大学人間科学総合研究所では、「アウトリーチによる相談支援および相談員研修活動」に特別研究予算をとり、研修を受ける機会が限られている全国各地のソーシャルワーカーを対象に、無償で研修を提供しています。東洋大学の佐藤亜樹先生（旧愛媛県社会福祉士会子ども家庭支援部会員）が2018年3月まで松山（大学）におられたご縁で、今年度は愛媛県での研修が開催されることとなりました。

折りしも今年度、県教委の要請で当会から南予の被災地にスクールソーシャルワーカーを派遣しているところでもあり、県内の子ども家庭福祉分野で日々活躍・苦闘しているワーカーの専門性を高めるための研修を合同で企画しました。

子ども虐待や貧困などが社会問題化しており、注目している方も多いことと思います。複雑な家族背景や家庭環境をもち、親以外の大人の関わりを必要としている子どもは皆さんの周りにも必ずいます。多様な問題を抱える子どもたちへの関心・理解を深め、どのような支援ができるか考えるきっかけにもなる内容の研修です。